本当は理由を言わないほうがいいんだけれど。

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恭介

こんばんは　某さん
宴会やグループではなく差しでしかも今から飲みに行く誘いが
実は社交辞令だというのはちょっと寂しいかな。
「こんどまた飲みに行こう」←これは絶対社交辞令だけど。

01:06

たったか

某さん、こんばんは。

ルクセンブルク？
そんな小さな国の名前がパッとでてくると
相手は本当っぽいって思うのかな？
やっぱり嘘っぽいような気もするけど・・・

それよりも外国からの古い友人って
どういう繋がりの人なのかが気になって
根掘り葉掘り聞きたくなってしまいそう。

02:25

よれよれの某

恭介さん　こんにちは。

社交辞令というのは少しニュアンスが違うかも。
「今日は久しぶりだしやっぱ飲みに行くのも
付き合いだと思ってるし、向こうもそう思ってるよな。
確かに話もあるんだけど、どっちかって言うと
今日は疲れてるから面倒なんだよな」
なんて気分の二人がいると概して二人とも
お互いを気遣って飲みに行ってしまうってこと。

「今から飲みに行こう」の全てがそうだとは
思っていません。

ただ俺が飲みに行くのがいやなのは、飲めないのと
プレイベートの方を優先させてしまう駄目リーマン
気質によるもの。

たったかさん　こんにちは。

確かにｗ
実は上長には冗談だと判らせてます。
俺がこういう風に言うと
「あ、今日は行きたくないのね」と判ってもらえる
ような素地が作ってあるから通ってるだけ。
そこに甘えてる。
普通に使うとバカにしてるのって怒られちゃうと思う。
もちろん社長や常務に誘われたら「ハイ」しか言いません。
そのへんちゃんとサラリーマン。

15:24

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今日も今日とて研修だった。
とりあえず今日で一段落。
またeラーニングの日々が待ってるけど、ま、おいおい。

研修に参加し続けていくうちに講師がだんだん好きになってくる。
50代半ば。恰幅の良い柔和なおじさんだ。
どっかのアナウンサーに似ているけれど名前が思い出せない。
ユーモアのはさみ方もこなれている。
東京のコンサルティング会社からの派遣。
言葉のイントネーションがやはり関西とは違うので、
そこに惹かれて行く。
昔から俺は方言に弱い。
そのおじさんは多分東京弁なんだろうけど、どことなく東北訛りも混じっている。

「わたしなんかこうやって色んな地域を走り回っているドサ周りですから、
必ず月に1回は本社で精算業務をしなければ、領収書の束がバカにならないぐらい
なんですよ。それと洗濯物の山がすごいです。パンツなんか適当に捨てるってのも
なかなか出来ない性分で・・・」

講師の洗濯物の山を想像する。軽く勃起するｗ

「たまに東京の本社でばったり同僚にあっちゃうと、『おい久しぶりだな今晩どうだ一杯』
なんて話になっちゃうんですよ。でも、本音は家に帰って臭い靴下の山をどうにかしたいと
思ってるわけなんですよ。でも、同僚の誘いをそう無下に断るのも断りきれない。
で、誘ったほうも誘ったほうで実は社交辞令的なところもある。実は二人とも行きたくない。
そんな場合あるでしょ？こういう場合は大概のみに行ってもつまらない。
でも、互いが気を使って望んでもいない方向に意思決定してしまう場合があるんですよ。
だから私らはこういうとき10秒ほどあえて黙ってみる。
そうすると本当に行きたがってるかどうかわかるんですよ。
『おい、今のアベリーン臭かったよな』なんて言い合うんですｗ」

俺ならその洗濯物の山と一緒に飲みに行きたい。
ん？
講師のおじさん本人よりも、洗濯物の山というワードに惹かれている？
なんて考えながら研修中、講師に熱い視線を送っていました。

休憩中、上司が「お前、ものすごく楽しそうに受けているな。」と一言。
妄想まじりだとも言えず、「興味深く聞いております」と無難に返答。
「そうか、おい、今日で研修終わりだから飲みに行くか。雪もやみそうだし」
ん？
これはさっきの講師の話の反復か？
行きたくない。
さっさと帰りたい。
その意思をこめて10秒黙ってみる。
．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．。
「じゃ、○○に行くか、ここから近いし」
ぎゃ、通じてない！はっきりいわなくちゃ。
咄嗟に断る口実は突拍子もないぐらいのほうがいい。

で、俺の今日使った上司の誘いを断る言い訳。
「今日、ルクセンブルクから古い友人が訪ねてきますので、申し訳ございません」

恭介