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23:34

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03

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02:16

恭介

こんばんは 
世の中、因果応報ではないとつくづく思います。
いい意味でも、悪い意味でも。
宿命も運命もない。なにも決まっていない。
自分が主体的に選んできたんだと。
子供を虐待するなど、とんでもない悪行だと思うけど、
某さんはしっかり育ったんだから。

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08

23:59

(yore)2BOW

コメントいただきました皆さん
及び拙い文を読んでいただいた皆さん こんばんは

皆さんに余計な体力を使わせたみたいで申し訳ございませんw
気持ちが苦しくなったというような感想をいくつか読ませてもらい
何だか恐縮するとともに、申し訳なくなってきてしまいました。

昔、どこかにも似たようなことを書いた覚えがあるのですが、
こういう過去の話はお涙頂戴で書いているわけではありません。
もちろん、不幸自慢でもございません。
どこかで一度色んな思いを吐き出して、どうにもならないことを
昇華させてしまいたかったというのが俺の本意です。
ずるい言い方をすれば、読んでいるみなさんを利用しているわけなのですが。
昔から読んでいただいた方には、
色々と断片的に書いてきた出来事の符号が合ったのではないかと思います。

文の最後に今ではこんなに立派に生きていますというように
書ければいいのですが、現在進行形で生きている俺は
あいも変わらずボンクラでございます。
情けないことにw
俺自身は本当に平々凡々(もしかしたらそれ以下の)ゲイの男です。
いまだにろくでもない恋におちたり、大事な人を困らせたりしてしまうような
人間ですけれど。
でも、たった一つだけ誇れることがあるとするならば、こうやってモニタの
前で、生き続けていること。それだけです。

恭介さんに薦められて、(本当は騙されてw)はじめたこのブログには
本当に本当に色々と助けていただきました。

いつも感謝しています。ありがとう。

03

10

21:17

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父親~後編~

「こんなとこまで来て、あなたは何をしているんですか?」とこちらから声をかけた。
呼び止められるぐらいなら俺から先制をかけようと思った。

とりあえず話があるなら聞くから場所を変えようと言って、
御所のベンチまで誘導した。
「ママの居所教えてくれや。頼むわ。もう反省してこれからはちゃんと
働くし、絶対に暴れたりせぇへんし。な、某は知ってるんやろ?
後生やから頼むわ」
「知りません。迷惑ですから帰ってください。」
「知らんはずないやろ。あいつがお前に黙って消えるはずないんや。」
「知らないものは知らないとしか答えられませんよ。
それに何ですか?ちゃんと働く?ご冗談でしょう。
50過ぎて何の職歴もないあなたにどんな仕事ができるって言うんですか?」
「今の事務所でなんとかなるように話もしてるし、たのもしかて次にはまとめて
回ってくるようになってるし」
「たのもしってwあれは仕事じゃないでしょw事務所ってまだヤクザは
お続けになるのですかw笑わせないでください。」
「人がトップを目指すのはいろんな道があるんや、学生風情のお前に何がわかんねん」
「それじゃ、せいぜい精進してトップを目指してくださいな。」
「人がおとなししてると思って調子乗り腐りやがって。お前、誰に口きいとるんや。
仮にもわしは親やぞ」
「だから仮だったのでしょうがw」
「ワシはワシなりに、お前が本当の子供やと思って育ててきたつもりや」
「くだらない思い出の美化はやめてくださいよw
確かにある種の貴重な経験はさせていただきました。
でも、俺はあなたをきっと許さないと思います。
子供にとって貴重な何かをあなたはことごとく奪っていったんです。
そんなに連れ子が憎かったのですか?
思うようにいかない人生のはけ口が必要だったのですか?
知ったことじゃない。あなたが選んだんでしょうが。
子供は何も選べないんです。
嫌でも学校が終われば家に帰るしかないんです。
安らぎを覚える時間が子供にとってどれほど大切なものか。
今でも夢に見ます。あなたがふすまをわざと大きな音であけて
夜中に大声で『寝たんか、このくそガキ』と言ってわざと足を踏んで起こしておいて
『何、いつまでも起きてんねん。早く寝ろって言ってるやろ』と殴り、
5分おきごとにそれを繰り返して俺を寝れないようにしたこと。
あれがしつけですか?それも毎晩毎晩。
おかげで学校で寝てしまうような小学校生活でしたよ。」
「そんなんした覚えはない。ただ男の子やから多少厳しくした面もある。」
「もう、いいです。いまさら時間は戻らないし。
いいですか、ある種の物事は取り返しがつかないんです。
あなたがいくら反省しても、頭を下げても、戻らないものは戻らないんです。
そういうことを俺は学んだし、あなたも学んでいいころだと思います。
一人で生きていきなさい。もう、これ以上俺たちにかまわないでください。」
「いい加減にせんと、お前の人生メチャメチャにしたるど。学校はわかってるんや。」
「好きにすればいいでしょう」
「・・・・・・・その目や」
「はい?」
「お前はいつもワシをそういう目でみるんや。
ガキのころからずっとそうや。お前のほうがヤクザな目じゃ。」
そう言い捨てて、ベンチから立ち上がると振り返りもせずにどこかへ消えていった。

思えばそれは出会ってから、ソイツと話した一番長い会話だった。
俺は残酷なくらい冷たい話し方を通しぬいた。
声を荒げることもなく、泣きをいれるでもなく。
できることなら、もう2度とこんな冷たい自分にはなりたくないと思った。
もう一生ソイツには会いたくないと願った。


それから数年後、母が逝った。
病院で小さくなって息を引き取った。
美人だった面影もなくなり、俺の手を力なく握り締めたままひっそりと。
あまりにも短い生涯だった。
俺が喪主を務めた。シシマルに受付を頼んだ。
そばにいて欲しかったから俺が無理なお願いをした。

葬儀も法要も終えた後、俺はシシマルの手を握りながら
横にいてくれとお願いをして一本の電話をかけた。
「お久しぶりです。某です」
「お、なんや久しぶりやな。元気にしてるか。」
「おかげさまで。先ほど、母の法要を済ませました」
「え!死んだんか。嘘やろ、あいつ死んだんか。
法要ってどうゆうことやねん。いつ死んだんや」
「7月26日に。それだけをお伝えしたくて。
葬儀も何もかもすべて終えてから話したかったんです」
「なんで連絡してくれへんねん。」
「あなたに来て欲しくなかったから。
お別れは俺たちだけでやりたかった。
あなたになんか葬儀で涙を流させたくなかった。
葬儀の席で「ごめん」なんて甘っちょろいこと言わせたくなかった。」
「なんや、それ」
「おそらくこの電話は俺があなたと話す最後になると思います。
あなたが、もし、少しでも母を大事に思っていたというなら、
今後一切俺たち兄弟の前に姿を見せないでください。」
「なんでそんなつらいことばかりワシに言うんや。お前らの親やないか」
「親だと言うのなら、妹たちが大事だと思うなら、なお更お願いします。」
「線香だけでも、あげに行かしてくれや、どこにいけばいいんや」
「ごめんなさい。それもお断りします。」
「なら、なんで知らせたんや。葬式も出れへん、線香もあげられへん。
わざわざこんな電話せんでもよかったやろうが。」
「いいですか、俺にだって感情があります。
わかりますか。俺 に だ っ て 感 情 が あ る ん で す。
母がこんなに早く逝ってしまった無念さもあります。
俺たち兄弟にとって大事な人だったのに。
妹のお腹には赤ちゃんもいるんです。
それを楽しみにしていたのに顔も見ることもできなかったんです。
今日ぐらい、あなたにそれをぶつけてもバチはあたらないでしょう。
親だと言うなら、それほど親だと言いたいのなら、
まずは俺たちにかける言葉が他にあるでしょうが。」

返事も聞かずに受話器を置いた。
そのまま俺は泣き崩れた。
俺の肩にそっと手を置いて、シシマルも一緒に泣いてくれた。
泣いても泣いても、涙が止まらなかった。
「こんなことして、ごめんな。嫌な俺やったやろ」とシシマルに詫びた。
シシマルは首を横に振りながら、そんなことないと言って笑もうとしてくれた。
俺も真似して、笑もうとしたけれどあまり上手くいかなかった。
「笑わんでもいい。今はいっぱい泣きな。お母ちゃんと自分のために」

それ以来、ソイツとは話をしていない。
今も生きているのか、死んでいるのか、
どこに住んでて何をしているのかまるで知らない。

今後2度と、父親について語ることもないし、ここに書くこともないと思う。
でも、一度だけ語りたいと思ったのです。
いろんな思いを昇華したいと願いました。
それが叶ったのかどうか自信はありません。
きっと時間がかかる類の事柄のような気もします。
長丁場におつきあいいただきまして、本当にありがとうございます。











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世の中、因果応報ではないとつくづく思います。
いい意味でも、悪い意味でも。
宿命も運命もない。なにも決まっていない。
自分が主体的に選んできたんだと。
子供を虐待するなど、とんでもない悪行だと思うけど、
某さんはしっかり育ったんだから。

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及び拙い文を読んでいただいた皆さん こんばんは

皆さんに余計な体力を使わせたみたいで申し訳ございませんw
気持ちが苦しくなったというような感想をいくつか読ませてもらい
何だか恐縮するとともに、申し訳なくなってきてしまいました。

昔、どこかにも似たようなことを書いた覚えがあるのですが、
こういう過去の話はお涙頂戴で書いているわけではありません。
もちろん、不幸自慢でもございません。
どこかで一度色んな思いを吐き出して、どうにもならないことを
昇華させてしまいたかったというのが俺の本意です。
ずるい言い方をすれば、読んでいるみなさんを利用しているわけなのですが。
昔から読んでいただいた方には、
色々と断片的に書いてきた出来事の符号が合ったのではないかと思います。

文の最後に今ではこんなに立派に生きていますというように
書ければいいのですが、現在進行形で生きている俺は
あいも変わらずボンクラでございます。
情けないことにw
俺自身は本当に平々凡々(もしかしたらそれ以下の)ゲイの男です。
いまだにろくでもない恋におちたり、大事な人を困らせたりしてしまうような
人間ですけれど。
でも、たった一つだけ誇れることがあるとするならば、こうやってモニタの
前で、生き続けていること。それだけです。

恭介さんに薦められて、(本当は騙されてw)はじめたこのブログには
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Author:(yore)2BOW
桜田淳子「20歳になれば」の替え歌で

まってください 44歳になるまで
まだ言わないで さよならだけは
まってください 読者の興味
はなれたことは わかってるけど

更新するわ なるべくするわ
43歳のうちに 43歳のうちに

44歳になれば 体重減らす
ユニクロで服が買えるぐらいに
44歳になれば 彼氏をつくる
無理じゃないよね?多分多分w

ラララララララ・・・

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