ゲイが市井で暮らすのに、嘘はいくつ必要ですか？ もうすぐ。

かわいい男を見つけたとする。
ハッテン場にたたずむ妖精のように可憐な男の子だ。
光かがやいている。
ふくよかなお腹。
むくれた顔。
縮こまったチンコ。
妖精そのものだ。
かわいいかわいいかわいい。
なんとかどうにか落としたい。
他の男どもにとられる前に俺のものにしたい。
そう思うのは男として当たり前の感情だと思うのだ。
あらゆるアピールポイントを総動員してなんとかベッドまでもつれこむ。
そこまでが第１関門。
まぁ、大抵ここでつまづくことが多いのだけれど。
まれに上手くいったとする。
ここで上手くいかないと話が続かないのだ。

SEXは、まぁ相手の反応みながらそれなりにこなす。
いけると思えばこちらの欲望も少し出してみる。
淫乱モード発動してくれたなら、こちらもかなりの欲望をさらけだす。
かといって初回で俺の変態性癖をぶちまけることは控えることにしている。
落としたい男の子の前では。
基本姿勢としてSEXは相手を満足させることが信条なのだ。
俺はそれなりに優しいのだ。
ちゃんと気持ちいい射精までは導くことができる。と思う。
まれに全く相性が合わない場合もある。
それはそれでしかたがない。
ここが第２関門。

ここからが男落としどころの正念場。
まれに射精すると人が変わったように邪険になる人もいる。
何かにとりつかれたかのようにパンツを穿きたがる奴もいる。
「ここよく来るの？」「どこから来たの？」
など話しかけてきたりすればピロートークの開始だ。
割とここは得意分野だ。
俺の本領発揮分野。
ピロートークは超重要。
SEXの相性は既にわかっている。
性格の相性というか、こちらに興味を持ってもらえるかどうかは
この数分から数時間にわたるピロートークにかかっていると
言っても過言ではない。

会話の合間に褒めまくる。
キスも適度に挟み込む。
長いキスもあれば、短いキスもある。
唇も有効だが、まぶたへのキスもかなり有効だ。
時々は目を覗き込んでキスをする。
目をつむる相手には「目開けて俺のこと見て」と言う。
褒めるところは徹底的に褒める。
精液の量にまで賞賛を送る。
褒める箇所がなければ雰囲気やオーラを褒める。
基本６分話を聞いて、４分こちらから話をする。
適度に心開いてきたところで、次のステップに移る。
「一緒にシャワー浴びて、メシでも食いに行こうか？」
「うん」
かわいい男ゲットン！

寝ることがゲットンじゃなくて、食事に誘ってうなずかせて
電話番号聞きだして初めてゲットンなのです。
ですよね？
寝るだけなら割とこの世界簡単だし。
（言うね俺ｗ）

ま、今まではハッテン場ではこうやって落としてきたわけなのですがｗ

これが夜中に知り合ったとすると駄目。
そのまま一緒に寝てしまう添い寝モードに入ってしまうじゃないですか。
ここは俺の場合かなりの不得意分野。

とにかく寝相が悪い。
まぁ地響きするぐらいイビキがすごい。
まれに疲れていれば歯軋りもするらしい。
二人ひとつの布団なのに１００％自分だけのものにする。
寝てしまうとかわいい男の存在忘れてしまうんだよ。
はううう。

はい、その時点で振られますｗ

俺は男落としたいときは昼間を狙います。
付き合ったとしても絶対一緒に寝ません。
ってことをこれからの基本姿勢とさせていただきます。