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僕達が立っている場所はとてもやわらかくできている

メールでのやり取りが続く。

「そもそもハチミツは俺のことがタイプじゃない
んだから、もうしんどいでしょ?
一度二人は距離を置いてみるべきじゃないのかな?
ハチミツはもう一度いろんな人と出会ってみるべきかも
しれない。」

「ごめんなさい。
よれ某はいつも俺のこと一番に考えてくれてたのに。
その居心地のよさに胡坐を掻いていたのかもしれない。
俺は某の足かせになってるのかな?
離れたほうがいいのかもしれない」


「ハチミツはそういう生活が好きなんだもんね。
ただ根本はハチミツが俺を必要としているのかどうかだよ。
ただ便利だからという理由で俺とつきあってるとするなら
それはあまりにもよれ某が不憫だ」

「便利なんて理由で付き合うはずないじゃない!
ただこれからも他の人とリアルする機会はやってくると思う。
そのたびに某が苦しませるのかと思うとツライ」


俺も浮気ぐらいなら大丈夫だと思っていたけど、
やっぱり他の男と過ごしている時間を思うとツライ。
さきほどのメールも読みようによっては
『これからも色んな男と会いたいのにイチイチ
妬かれるのがうざい』という風に受け取っちゃうしね。
ハチミツが望んでいることじゃないかもしれんけど、
力が足りないのも重々承知しているけれど、
少しでも二人幸せになれるように色々考えてきたつもりです。」

「よれ某のことがタイプじゃないってのは悪いけど事実。
付き合ったのはよれ某の押しの強さと人柄。
だけど、俺がよれ某のことをタイプじゃないって
ずっと気にし続ける某は嫌い。
そしてさっきの『便利だから付き合ってるのはよれ某が不憫だ』
って言われたのはすごく悲しかったよ。

もうどうでもよくなってきた。

俺が体弱いからさ、いつも迷惑かけてたからさ、
毎日ちょっとずつっちょっとずつ時間作っては歩いていたんだよ。
少しダイエットしてさ、体力ついたらさ、もっと一緒に色んなとこ
いけるし、よれ某に迷惑かけずに済むと思ってすごくがんばってた。
もう一駅分の距離なら休まずに歩けるようになったんだ。
今度奈良に行こうねって約束してたでしょ。
そん時にたくさん歩いて驚かせたかった。
がんばったねって褒めてもらいたかったのに。

さよならよれ某。
今までありがとう。
体に気をつけてね。
ちゃんと面倒くさがらずに病院も行ってね。
仕事とゲームはほどほどに。」
「追記:借りていたCDやゲーム返したいから
いつでもいいので住所を知らせてください。
郵パックで送ります」


「そっか。そんなことを頑張っていたなんて知らなかった。
とりあえず奈良に行こうか?
恋人とか友達とかとりあえず脇に置いといて
一緒に仲良く行こうよ。んで、俺を驚かしてみて。
んで、鹿の前でお弁当食べよう。何か美味しいもの作っていくよ」

「もう前までの二人じゃなくなっててもいいの?
日帰りで奈良に行って、別々の家に帰ることになってもいいの?」


「ん~?わかんない。
そんときになってみないと。
大丈夫グダグダと責めたりしないから」

「じゃ行きます」

次の日の夜。

「○○にガン堀りされたんだってねw
そりゃ、あんなかわいいのにそんなセックスされちゃ
惚れちゃうのも無理ないよね」


「よれ某もガン掘りされたんでしょ?」

「確かに。ふたりで同じ男に掘られてるなんて笑える」
「もしハチミツが○○と会えば惚れちゃうんだろうなって
予感が的中したね」
「駄目だ。色々考えてたら一睡もできんかった。
こりゃまた倒れるな」


「ごめんなさい。俺のせいで。俺この世にいないほうがいいのかな。」

「いいよ。俺がハチミツを惚れさせることができなかっただけ。
引越しを考えてたんだ。次のボーナスでね。
二人ですごすには少し手狭だし。映画行くって行ってた日に
不動産屋見て回ってた。バカだね」

「いつも、よれ某は俺のこと考えてくれてるのに。
もう某にも○○にも会わないほうがいいのかもしれない」

数時間後

「○○とはどういう話になってるの?つきあうの?
なんだか考えたらしんどくなってきた。
某にも○○にもって並列にされてることが
既になんかしんどい。
もう、決着つけちゃいたいから今日会いに行くよ。
ゴタゴタするのも面倒だし。」


「○○と付き合うなんて一言も行ってない。
深入りする気ももともとないし。
そもそもセックスは他でしてきてって言ったのは
某だよね?
某もやったことある○○ならオーケーなのかなって
思ってた。
実際『○○とやってくれば?』みたいなことも
言ってたよね?
それに○○に探りいれて面白そうに聞き出したのは
某だよね?それで勝手に傷ついてるのも某だよね?
俺はそもそも今回のことは隠すつもりだった。」

「○○に変なこと聞いてなければ、今度も奈良旅行で
仲直りできるかもと思ってたのに。
こんな数時間ごとに人格変わったようなメール
送られたら俺もたまらないよ」


「ごめん。
俺、また精神状態おかしくなってる。
確かに。ルール設定したのも俺だし、
わぁわぁと騒いでいるのも俺だけなのかもしれない。
多分シシマルとの恐怖をオーバーラップさせているんだ
と思う。
今、少し冷静になりました。
ただメールでのやり取りだとどうも言葉のニュアンスが
伝わらないし、伝えられない。
ごめんね。別にハチミツを追い込みたいわけでもないのに」


あえて二人の感情の説明を省いてメール文のみに
してみました。もちろんその時々に二人の感情が
あったのですが、メールだけでその思いはすれ違うばかり
だったようです。

次で終わりです。
次回
あなたがその手を差し出すならば
というタイトルで今回の一連の騒動の完結編とします。
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プロフィール

(yore)2BOW

Author:(yore)2BOW
桜田淳子「20歳になれば」の替え歌で

まってください 44歳になるまで
まだ言わないで さよならだけは
まってください 読者の興味
はなれたことは わかってるけど

更新するわ なるべくするわ
43歳のうちに 43歳のうちに

44歳になれば 体重減らす
ユニクロで服が買えるぐらいに
44歳になれば 彼氏をつくる
無理じゃないよね?多分多分w

ラララララララ・・・

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