ゲイが市井で暮らすのに、嘘はいくつ必要ですか? もうすぐ。
ハチミツが浮気した昔の話は実はフェァじゃない。
俺が最初に手をつけた男だ。
よく考えたら気持ち悪い話な気もするけど、
同じ男と二人は寝たのだ。
彼の名はオラフ君(今適当になづけた)。
19歳大学生。
とっても可愛い。
とってもとっても可愛い。
とってもとってもすっごく可愛い。
ええと、そんな言葉じゃ語りつくせないぐらい
とにかく顔が可愛らしいのだ。
オラフ君を見ているだけで
全ての言葉はポエットに変わり、
天使の歌はすずやかに空に響き、
降り注ぐ陽の光は優しく暖かく、
世の全ては愛につつまれ、
はき古した靴下でさえ芳しき薔薇のごとき香りをかもし出し始める。
最強である。
世の可愛き万物もオラフ君にはかなわない。
オラフ君の前ではミッキーマウスも白い手袋を脱いで退散することだろう。
一時期俺の携帯のメール着信画面はオラフ君画像だった。
待ち受けにするとハチミツに見られる可能性があるから。
世間的にどうかは知らないけど、よれ某人生史上最高に好みの顔だった。
こんなに可愛い顔が世の中に存在するなんて。
やべ、惚れそう。会ったときに少しあせった。
っていうか心を否応なしにもってかれちまった。
寝たいとかよりもずっと顔を眺めていたい。
正直に言おう。
会った瞬間にオラフ君に惚れちゃったのだ。
そもそも最初に浮気心を(ハチミツとの関係では心の浮気をさします)
おこしたのは俺なのだ。
だが、ハチミツを振ることなんて考えられなかった。
顔が好みなだけで他の男に走るなんてそもそも間違ってる。
りりしく、正しく、さりげなく がよれ某の行動規範である。
守れてるかどうかは心もとないけど。
だから必死に恋心を隠し、封じ込め、なんとか消し去ることに成功した。
成功した気がした。
でもでも、ハチミツがオラフ君と寝たときに俺が
あんなに怒ったことの中に、嫉妬がなかったとは
言い切れないような気がするのだ。
でも、オラフ君にはちゃんと彼氏がいたりする。
当時もいたような気がする。
ホモの貞操観念なんてそんなもんなんだ。
(もちろん俺たちが特殊なのかもしれない。できればそうであってほしい)
この2年でしっかり学ばせてもらって、俺もズブズブ陥っている。
あちら側から、こちら側へと移動しちゃった。
2年前の俺とは違う。
悲しみよ、こんにちは。
悪しきことは人のせいにしたいので、
シシマルとハチミツのせいだと思っている。
それとオラフ君の顔のせい。
世の中には、中年の男の人生を狂わせるぐらいの顔ってのは
あるもんなのだ。
狂ったところで大した差異じゃないからいいんだけど。
今でも時々オラフ君の顔が見たいなって思う時がある。
そうするとオラフ君から「久し振りに会いません?」なんて
メールがきたりする。
以心伝心。
そんな誘いが断れるほどに俺の意思は固くないのだ。
俺が最初に手をつけた男だ。
よく考えたら気持ち悪い話な気もするけど、
同じ男と二人は寝たのだ。
彼の名はオラフ君(今適当になづけた)。
19歳大学生。
とっても可愛い。
とってもとっても可愛い。
とってもとってもすっごく可愛い。
ええと、そんな言葉じゃ語りつくせないぐらい
とにかく顔が可愛らしいのだ。
オラフ君を見ているだけで
全ての言葉はポエットに変わり、
天使の歌はすずやかに空に響き、
降り注ぐ陽の光は優しく暖かく、
世の全ては愛につつまれ、
はき古した靴下でさえ芳しき薔薇のごとき香りをかもし出し始める。
最強である。
世の可愛き万物もオラフ君にはかなわない。
オラフ君の前ではミッキーマウスも白い手袋を脱いで退散することだろう。
一時期俺の携帯のメール着信画面はオラフ君画像だった。
待ち受けにするとハチミツに見られる可能性があるから。
世間的にどうかは知らないけど、よれ某人生史上最高に好みの顔だった。
こんなに可愛い顔が世の中に存在するなんて。
やべ、惚れそう。会ったときに少しあせった。
っていうか心を否応なしにもってかれちまった。
寝たいとかよりもずっと顔を眺めていたい。
正直に言おう。
会った瞬間にオラフ君に惚れちゃったのだ。
そもそも最初に浮気心を(ハチミツとの関係では心の浮気をさします)
おこしたのは俺なのだ。
だが、ハチミツを振ることなんて考えられなかった。
顔が好みなだけで他の男に走るなんてそもそも間違ってる。
りりしく、正しく、さりげなく がよれ某の行動規範である。
守れてるかどうかは心もとないけど。
だから必死に恋心を隠し、封じ込め、なんとか消し去ることに成功した。
成功した気がした。
でもでも、ハチミツがオラフ君と寝たときに俺が
あんなに怒ったことの中に、嫉妬がなかったとは
言い切れないような気がするのだ。
でも、オラフ君にはちゃんと彼氏がいたりする。
当時もいたような気がする。
ホモの貞操観念なんてそんなもんなんだ。
(もちろん俺たちが特殊なのかもしれない。できればそうであってほしい)
この2年でしっかり学ばせてもらって、俺もズブズブ陥っている。
あちら側から、こちら側へと移動しちゃった。
2年前の俺とは違う。
悲しみよ、こんにちは。
悪しきことは人のせいにしたいので、
シシマルとハチミツのせいだと思っている。
それとオラフ君の顔のせい。
世の中には、中年の男の人生を狂わせるぐらいの顔ってのは
あるもんなのだ。
狂ったところで大した差異じゃないからいいんだけど。
今でも時々オラフ君の顔が見たいなって思う時がある。
そうするとオラフ君から「久し振りに会いません?」なんて
メールがきたりする。
以心伝心。
そんな誘いが断れるほどに俺の意思は固くないのだ。
この記事のトラックバックURL
http://x68000msx2.blog.2nt.com/tb.php/660-a00d303e