ゲイが市井で暮らすのに、嘘はいくつ必要ですか? もうすぐ。
シシマルに新しい男ができた話は前の日記でちらっと触れた。
ええとわかりやすくいうと
俺→どっかのデブ→学生さん(最新)という流れですね。
どっかのデブさんに飽き始めた頃に、俺にちょっかいをかけてきて、
その上でいい男を捜していたわけで、
みつかるやいなや、どっかのデブさんをばっさりと切って、
学生さんに乗り換えたわけですね。
いやはやすごいなぁと感心するわけです。
いやはやすごいなぁ。
シシマルにしても、ハチミツにしても、オラフ君(おぼえてないかw)にしても、
出会う男たちのみごとな変わり身の速さにいつも唖然とするわけです。
なんだかみんなに置いてかれてしまったんだなぁとここ最近よく考えます。
俺がみんなの期待に応えられなかったのが一番の原因ですが。
とにかく、なにもいいとこない男だもんなぁ。
出会いもとくになく、誘いもなく、ただなんとなくぼんやりと家路につくと
、部屋に入るなり漠然とした不安にさいなまれます。
「俺は芥川かよ!」と小声で突っ込んでみたりしますが、
誰もいない部屋ではもちろん誰も笑ってはくれません。
そもそも面白くない。
昨日メガネを盗まれた日記を書きましたが、なんだかその事件自体が
すでになにかの象徴のような、兆しのような気がして、
今日一日耐え難い苦痛をもたらしているわけです。
推理とかいってくだらないことを書いていますが、
メガネを盗んだ本当の動機はわかるような気がします。
きっとただの「悪意」なんだと思います。
なぜその悪意を俺に向けたのか、あるいは誰でもよかったのかは
わからないのですが、その悪意をはっきりと感じることはできるのです。
メガネが欲しかったわけではない。
「メガネを失って困るであろう」ということ自体が目的だったんだろうなと思うのです。
困るさまを見て、あるいは想像することが、愉快だったのだろう。
そして、その行為はちゃんと成功しています。
そのダメージはかなりのものです。
そんな悪運をひいてしまった自分が腑に落ちるのです。
もうこの先、俺はこういう星回りを生きていくんだろうなと。
もういいことは全部終わっちゃったんだなぁと。
使い果たしちゃったんだなぁと。
多分、もうこの先「勝つ」ということはないような気がします。
ゆっくりと負けていくんだろうなぁと。
ゆっくりと老いていき、ゆっくりと負け続けていくんだろうなぁと。
少し話がずれてきたので戻すけど、
そうやってシシマルは学生との恋におぼれていき、
上手くいかない頃は寂しいからと電話をかけてきたり、
仕事場までおしかけてきたりして、
上手くいき始めると連絡をピタッと絶ち、
俺との大事な約束をいとも簡単に反故にして、
わるびれもせず嘘をついたりして、
シレっとメールを返してきたりするのです。
人はこんなに変われるんだとまたまた驚くのです。
シシマルさんはある意味俺の教科書です。
俺には想像もつかないようなことを本当にシレっとしてしまうのです。
すごいなぁ。
でも。
違うのです、
シシマルさんも誰にでもそういうことをしてしまうわけじゃないと思うのです。
「俺」にはそういうことをしてもいいと、どっかで軽く見積もっているんだと思うのです。
そういうスケールをみんなもっているのでしょう。
多分俺ももっているのです。
俺も計って、区分わけしてたりするのかもしれません。
ただ自分がそんなふうに軽く扱われることに、いまだに慣れていないのでしょう。
自分の存在の軽さに、きっと俺自身が慣れていないのです。
「俺は誰にとってもどうでもいい人」に慣れないといけない時期なのだと思うのです。
限りなく負け続けるけど、誰も何も思ってはくれないけど、それでも。
それでも、続けようと思うのです。
僕は、今、孤独、なの、です。
ええとわかりやすくいうと
俺→どっかのデブ→学生さん(最新)という流れですね。
どっかのデブさんに飽き始めた頃に、俺にちょっかいをかけてきて、
その上でいい男を捜していたわけで、
みつかるやいなや、どっかのデブさんをばっさりと切って、
学生さんに乗り換えたわけですね。
いやはやすごいなぁと感心するわけです。
いやはやすごいなぁ。
シシマルにしても、ハチミツにしても、オラフ君(おぼえてないかw)にしても、
出会う男たちのみごとな変わり身の速さにいつも唖然とするわけです。
なんだかみんなに置いてかれてしまったんだなぁとここ最近よく考えます。
俺がみんなの期待に応えられなかったのが一番の原因ですが。
とにかく、なにもいいとこない男だもんなぁ。
出会いもとくになく、誘いもなく、ただなんとなくぼんやりと家路につくと
、部屋に入るなり漠然とした不安にさいなまれます。
「俺は芥川かよ!」と小声で突っ込んでみたりしますが、
誰もいない部屋ではもちろん誰も笑ってはくれません。
そもそも面白くない。
昨日メガネを盗まれた日記を書きましたが、なんだかその事件自体が
すでになにかの象徴のような、兆しのような気がして、
今日一日耐え難い苦痛をもたらしているわけです。
推理とかいってくだらないことを書いていますが、
メガネを盗んだ本当の動機はわかるような気がします。
きっとただの「悪意」なんだと思います。
なぜその悪意を俺に向けたのか、あるいは誰でもよかったのかは
わからないのですが、その悪意をはっきりと感じることはできるのです。
メガネが欲しかったわけではない。
「メガネを失って困るであろう」ということ自体が目的だったんだろうなと思うのです。
困るさまを見て、あるいは想像することが、愉快だったのだろう。
そして、その行為はちゃんと成功しています。
そのダメージはかなりのものです。
そんな悪運をひいてしまった自分が腑に落ちるのです。
もうこの先、俺はこういう星回りを生きていくんだろうなと。
もういいことは全部終わっちゃったんだなぁと。
使い果たしちゃったんだなぁと。
多分、もうこの先「勝つ」ということはないような気がします。
ゆっくりと負けていくんだろうなぁと。
ゆっくりと老いていき、ゆっくりと負け続けていくんだろうなぁと。
少し話がずれてきたので戻すけど、
そうやってシシマルは学生との恋におぼれていき、
上手くいかない頃は寂しいからと電話をかけてきたり、
仕事場までおしかけてきたりして、
上手くいき始めると連絡をピタッと絶ち、
俺との大事な約束をいとも簡単に反故にして、
わるびれもせず嘘をついたりして、
シレっとメールを返してきたりするのです。
人はこんなに変われるんだとまたまた驚くのです。
シシマルさんはある意味俺の教科書です。
俺には想像もつかないようなことを本当にシレっとしてしまうのです。
すごいなぁ。
でも。
違うのです、
シシマルさんも誰にでもそういうことをしてしまうわけじゃないと思うのです。
「俺」にはそういうことをしてもいいと、どっかで軽く見積もっているんだと思うのです。
そういうスケールをみんなもっているのでしょう。
多分俺ももっているのです。
俺も計って、区分わけしてたりするのかもしれません。
ただ自分がそんなふうに軽く扱われることに、いまだに慣れていないのでしょう。
自分の存在の軽さに、きっと俺自身が慣れていないのです。
「俺は誰にとってもどうでもいい人」に慣れないといけない時期なのだと思うのです。
限りなく負け続けるけど、誰も何も思ってはくれないけど、それでも。
それでも、続けようと思うのです。
僕は、今、孤独、なの、です。
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